めがね 視点 その１

今日も 午後から 雨になりました・・・・


さて、少し間が空きましたが、先日の続きを

その１
値段が 安くなったことで、傘に対する 愛着が薄れてきた。



安くなること＝これは、もちろん消費者をしては喜ばしいことです！


ですが、傘 というアイテムが、これは年代とかでも違うのかも知れませんが、
私の年代ですと、子供のころ 傘 をどこかで無くしたことで、
母親などから、非常に怒られた記憶があります。


しかし、ここまで 安く なってしまうと、
「怒ること」 があったとしても、その状況として 何か 演技 していると言うか、
怒る側の気持ちとしても、本心として 怒れないように思うんです。

怒る側の気持ちのどこかで 「 安いからまた買えばいいわ。」 的な思い。

また、怒られる側としても 「安いんだから いいじゃないか」 という思い。


双方で、心のどこかで このような思いが若干でもあるのでは？ と感じます。



もう一つ考えられるのが、安いからこそ 選ぶ過程で 「悩む」 という感情が、
昔よりも 薄くなったように思います。


話が少しそれますが、今から ５・６年前だと思いますが、 日常からの解放！の為に
奄美大島へ行きました。

観光中に、突然 大雨が降り出しました。

私は、あいにく 傘を持っていっていなくて、どうにも現地で購入しなければいけない状況になりました。


で、そこは 奄美大島でも 中心地から 車で １時間半 位の小さな漁村でして、
もちろん コンビニ も ユニクロ も 無印良品 も存在しません。


その中で、傘 を購入する以前に、「傘を売ってるお店」 を探し出す事がまずは非常に困難でした。

雨の中、やっとのことで 傘を売っているお店を見つけて 値札を見ると、折り畳み傘が

２５００円！

位していたんです。

私、非常にためらいました・・・・だって、１００円ショップで十分手に入る クオリティーなんですもの。


相当悩みました。正直なところ・・・・・結果、購入しました！ 必要性があるからです。


東京で生活していたら、たぶん 「傘を購入する」 という事で、 ためらう という感情はないと思います。


ためらい がないと言う事は、手にする際の その モノに対する 感情は、その一瞬に存在しないのでは
ないでしょうか？

モノに対する感情がない という事は、その モノに対する 愛情も軽薄にではないのでしょうか？


ですが、一方で 非常に愛情・感情 を込めて購入する物もある訳です。


ここが、モノを生み出す過程でのヒントになるのではないでしょうか！



この辺りをもう少し踏み込んで、次回の書き込みに続きます。。。。。





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