日本人は、いま 試されている。

地震から　１週間経ちました。

日々、被災地の状況。　原発の状況。　深刻になっております。

東京に住んでいても、状況は深刻で、
いくら　テレビやラジオで　「買いだめをやめましょう。」と放送しても、
現状は　商品棚がスカスカな状況です。

私は　テレビを持っていないので、ある意味限られた情報源しか持ちません。
しかし、インターネットなどで　いろいろと検索できるので、情報収集はできる訳です。

それらを見ていると、本当に　新聞社やテレビ局のスタンスというか、
出演者の方向性で、限られた情報をある方向性へ導くことができると感じます。

NHKでも、若干そういう部分が見え隠れしますが、まだ　中立なポジションを維持しようとする
姿勢は見えます。

現在、HNKに原子力の専門家で出演している　研究者の　関西方面の　大学の教授は、
表に出てきている　情報源を元に、非常にわかり易いコメントを出しています。

そこには、ニュースキャスターが　ある方向性を導こうとする質問に対しても、まったく　ぶれることなく

良い・悪い　を、あくまで　表に出ている情報を元に　コメントしています。（推論、仮定の話をしない。）

これは、なかなかできないことだな～とこの先生のコメントを聞きながら感じています。


批判すること、否定すること、ある方向性へ導くこと。　　
情報源が　一個人の携帯からでも発信できる現在では、本当に簡単なことだと思います。

現に、買いだめや西日本へ避難している現状は、新聞やテレビの　正義感　から作られる情報により
誘導しているともいえない状況です。


こういう現状を見ていると、本当にいま日本人は試されている　と感じます。


原発にしても、「だれのためのもの？」というと、もちろん国民一人一人の為であるのだけれど、
結局　過疎地に作る→地元にお金を多額に落とす。＝危険性を持つ地域になる。　ということは
ある程度認識できることで、それを推進していたのは、現政権では無く　過去のある党であり、
結果　それによる恩恵を受けているのは、大都市圏に住む　我々の為のものであり、
その恩恵を感じることなく　当たり前のものとして電気を使用し、危険を感じれば　東京を脱出
するという現状・・・・・買いだめもします・・・・・・


出てくる情報（脚色された状況）を素直に受け入れることなく、一個人としてきちんと判断することが
いま求められること。　できることだと思います。