悶々とする最近・・・・①

こんばんは。

このところ 打合せなどで移動する事が多いのですが、
そんな折、いろいろと考える事が多いです。

政治的な事を書く訳でもなく、右・左 というスタンスも別にある訳でもないですが、
昔と比べ 都会と地方の 差が無くなっているとは思います。

私が 北海道で勤めているときは、日常の情報の少なさに非常に苦しんでいて
（というか、その時は自分の勉強不足を「地方」の責任に転嫁していたのですが）
その事が 東京へ出てくる理由でもありました。

時は過ぎ、インターネットが発達・充実するにつれ、
その時感じた 閉塞感 みたいなものは、徐々に無くなり、
いまでは 都会も地方も あまり関係無く思えるようになりました。

しかし、先日 ある国務大臣が辞任するというニュースがありましたが、
その背景を、いろいろと見たり聞いたり しているうちに、

都会の怖さ と 地方の怖さ の両方を感じる出来事でもありました。

何が？ というと、
それは、情報は全国均一に広がっていると思われますが、
その情報は、敏感に察知する 事が 求められると同時に
きちんと 自分で整理する チカラ が求められると思います。

先日の国務大臣の辞任は、「言葉」 が原因になった訳ですが、
その 発言した 「言葉」自体は、本当であれば 擁護するに値する事ではありません。

しかし、いろいろと「調べる」と、どうも ニュースや新聞で 切り取られる その言葉の
主旨が 違うのでは？ と思わせる内容も多く書かれていました。

ニュースや新聞は その発言した一部分を 切り取り 繰り返し情報を流している訳です。

この 切り取り 繰り返し という情報伝達は、
インターネットが無い時代には無かった事だと思うんです。

昔は 情報が残る と言うのは、それこそ ニュース は その一瞬 しか流れない訳で、
よっぽどの事が無い限り 録画することは ありません。

それが インターネットが発達し、いまは 流れたニュースが素人でも簡単に 編集でき
YouTube などにすぐさま UP され、全世界の人が、
切り取り 繰り返された情報 を見る事が出来る訳です。

新聞もそうで、昔は よっぽどの事が無かったり、一部の方が 新聞を切り抜き保存 しておらず
新聞も 図書館などに行かない限り 過去の情報を見かえす事が無かった訳です。

それが、新聞もインターネットサイトと連動し、
そのインターネットサイトのページ構成は、アクセス数を増やす為か
切り取られた情報 刺激的な言葉 が繰り返し 更新され、
その情報が twitter や facebook とリンクして、倍倍で広がっていくわけです。

確かに 私自身も便利さを求めていたり 新鮮な情報を必要とはしている訳ですが、
ひと昔前の 限られたツールにより情報収集しているときには
切り取られた情報 を 比較検討できない訳で、
過去の情報を調べる事もなかなか難しかった為に
自分自身で情報をフィルターに通す 事をいま以上に身長にしていた様に思うんです。

それが 現在の ＜b>切り取られた情報 は、間違っている訳では無いですが、
客観性のある情報で無く、主観が入り込んだ情報 に思えてしょうがないんです。

思いのほか 長くなりそうなので、次回へ続きます。