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ヨコつながり・ヨコれんけい の構築。
現在、ここでもご紹介させて頂いておりますが、
現在 いくつかのプロジェクトに関わらせて頂いております。

そこで少しずつ見えてきているのが、

ヨコつながり・ヨコれんけい の構築。

です。


これは、伝統工芸でいえば 産地 と 産地 のつながりを意味することでもあるのですが、
それとは別に現実的な問題として、新しいモノを生み出す際に どうしても越えなければ
行けないハードルがあり、それがかなり高いハードルであると言う事なんです。

分かりやすく書きますと、ある 工芸品があるとします。

その工芸品に、違う素材パーツ を付加しようとした際に
どうしてもその工芸品のある産地で調達するのが難しいのです。

しかもそういった工芸品は、メーカーの商品と違い 大量生産 とは違う流通提供である為に、
なかなか まとまったオーダーを出せません。

そうすると、市販の素材 や パーツ を調達することになるのですが、
そういった市販のものですと、工芸品が生み出された後の時間の流れと
あまりにもかけ離れている 安価というか、耐用年数が違うんですね。


そういったものを 1つの商品として生み出しても、結局 1つの商品でありながら、
その商品の表情バラバラ になってしまうんです。


いま存在する工芸品の中には必ずしも 新しい カタチ を生み出す必要性はないと
常々このブログでも書いていまして、では どうするか? というと、
そういった一つ一つの 違う素材 や パーツ にいかにこだわれるかにかかっているのだ!と
思っている部分もあります。


しかし現実は、なかなかそういった 伝統工芸側 と、素材 や パーツ を製作している会社と
知り合う場がなく、そういった情報を収集するのも難しい面が、
インターネットがここまで普及しても難しい面があります。
(私も現実的に、色々と探し回って 結局 東急ハンズ で落ち着く・・・・と言う事があります。)


プロジェクトを進める上で、今回書いた こういった 情報の窓口 というか
様々な業種が交流できる 窓口 みたいなものを構築
していかなければ、結局 表層的な部分でしか 見せれない のかも知れないと、
悩む師走です・・・・


ちょっと、真面目にこの部分を考えなければいけないと思っています。
by dstudio_megane | 2008-12-02 22:55 | 伝統工芸
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